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患者さんの気持ちに寄り添って

ある日の外来での出来事です。

一人暮らしの90歳代女性のAさん。
5月のある日、夜間に呼吸が苦しいと、おかたに病院外来へ救急で運ばれてこられました
診察の結果、医師はすぐに入院が必要と判断し、看護師とともに本人に何度も説明しました。
しかしAさんは「一回帰ると強く入院を拒否され、医師からは「どうしても拒否されるなら、帰宅も仕方ない」との意見もでていました。

そんな状況の中、当直看護師は、外来師長に連絡して付添の許可をもらい、当院の車で自宅までAさんと一緒に向かいました。
自宅では、希望しておられた連絡帳を持ち、宅配の弁当が不要であることをメモにして玄関に貼り、今回救急車を呼ばれたお隣の方にも付添をお願いして、病院に一緒に戻ってきました

気がかりを解決されたAさんは、病院へ戻ってからは拒否されることもなく、スムーズに入院していただき、治療を開始することができました

「なぜ入院を拒否されるのか?」
を、患者さんの気持ちに寄り添って考え行動した結果、安心して入院してもらうことができた事例です。
地域を支える〝面倒見のいい病院"として、これからも頑張っていきたいと思います

17年度新人看護師きらり看護発表会

2/16(木)に岡谷会新人看護師8名の「きらり看護発表会」がありました♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪

1年間で出会ったいろんな患者さんとの関わり方や、仕事の中で気づいたことや印象に残った看護について、
新人さんがそれぞれまとめて発表してくれました

2018きらり発表1

初めは緊張した面持ちだった新人看護師も、前に出るとしっかりと発表しています。

患者さんのしんどい思いに対して寄り添う声掛け
関わる人との信頼関係の構築の難しさ
先輩看護師の言葉で気づかされたこと

失敗したことに対して振り返り、これからの目標を見つけていました
尊敬する先輩がいるので頼んで聞きに来てもらいました(*^_^*)
と言う新人看護師もいます。発表が終わると、先輩看護師と同期の新人看護師から「よく頑張ったね」の言葉をもらい、病棟の皆で新人を育てていることが感じられました

2018きらり発表4
師長からの言葉を聞く新人看護師

2018きらり発表3
きらり看護の発表が全員終わり...
診療所の師長さんの旦那さんのお店のケーキが出てきました

2018きらり発表2

ケーキにテンションの上がる新人看護師たち(((o(*゚▽゚*)o)))
緊張が解けてお腹が空いたのかペロリと食べてしまい、2つ目食べる!という新人看護師もいました
看護部長や先輩看護師も「おいしい~」と一緒になって頂きました

最後に、看護部長がこの1年奮闘してきた先輩看護師と1年目看護師へ
「1年間お疲れさまでした。発表を聞いて、病棟の全体で新人を育てていることが伝わってきました。新人さんも大変なことをたくさん乗り越えて成長した姿を見れて本当に嬉しいです。4月からは先輩になるので、この1年の経験を活かし、今度は後輩を支えてください」とメッセージを送りました



これからも現場で切磋琢磨しながら頑張ってくれることを期待しています

退院患者さんの置手紙

少し前の話ですが、5階病棟から退院された患者様のベッドサイドに、置手紙がありました

20170724 メッセージ

ベッドの横にホワイトボードスペースがあるのですが、そこに、

「皆様へ!!先生へ!!
なんの不満、不信、在りませんでした。
感謝以外何も私たち家族には残っていません。
リハビリの先生方々も同じです。
あ、り、が、と、うです。
○○(お名前)」


というメッセージが書いてありました
もう退院された後ですが、とっても嬉しい気持ちになりました
こちらこそありがとうございました

うどんランチ

前に「退院患者さまの自宅訪問」という記事にご登場いただいたYさんは、現在おかたに病院3階病棟に入院されています

IMG_1682.jpg
自宅訪問の様子です

理学療法士のHくんがYさんと話をした際、「きつねうどんが食べたい」という思いを聞いてきました。
Yさんは身体を起こすことが難しく、いつも寝たままで食事をしています。
寝たままでは食べるものを見ることができず、食事のたびに味気ない思いをされていました
今回食べたいと言われているきつねうどんは、最後に自分で食事をした時に食べたものだそうです

「ちゃんと身体を起こして、自分でお箸も使って、お出汁を飲みたい」という希望を話してくれました。
しかも一人で食べるのではなく、病棟の食堂でみんなとワイワイ食べたいということでした

20170525udon (4)

目標を持ってくれたことが嬉しくて、入院の食事とは別に、おうどんの用意を栄養科にお願いしました。
おうどんの日を5月25日として、そこに向けて体調を整え、ベストコンディションでその日を迎えました

20170525udon (6)

栄養科からは、きつねとかき揚げの2種類もの美味しそうなうどんが届きました。
おうどんを目にしたYさんは、とっても嬉しそうです
しっかりとした手つきで、きつねうどんのどんぶりを抱え、勢いよく食べだしました

20170525udon (1)

「あんまり急ぎ過ぎてしんどくならないようにねと何度も声をかけられながらも、勢いは止まりません
あっという間にうどんを食べ終わり、出汁も飲み干してくれました。

20170525 udon

デザートもしっかり食べて、食べた後は他の入院患者さんや看護師、セラピストと話するなど、ゆったりとしたランチタイムのひと時を過ごすことができました

20170525udon (3)

いなりずしを病棟で作る

前回おそばを食べていた時に、M医師がもらした、「そばにはいなりずしやな~」という一言
(詳しくはこちら→「病棟で、うどん作り」

20160629いなりずし

それを聞いてMさんは、「お世話になっている先生や看護師さんのために、いなりずしを作りたい」と話されました。
ぜひしよう!と担当PTが中心となり企画をしていましたが、Mさんの状態が悪化し、見送られていました

20160623 げんきへ (3)

その後自宅に帰った後、少し元気を取り戻していたMさんは、「やっぱりやりたいなあ」と話されました。
(自宅に帰られたいきさつ、詳しくはこちら→「宅老所げんきへ」

Mさんは、「みんなにふるまいたい」という気持ちを、強く持っておられました。
そこで担当PTが、「本人が作れなくてもいいから、部屋で自分たちが作って一緒に食べられたら…」と考え、再度企画・準備をしてくれました。

201607 いなりずし (2)

当日Mさんはベッドから起き上がれず、寝たままの状態でしたが、作り方や味付けなどを一緒に話しながら、PTと看護師が目の前でいなりずしを作りました
途中味見をしてもらったり味のアドバイスをもらったりしながら、Mさん監修のいなりずしが30個でき上がりました。

201607 いなりずし (3)
みんなで食べたので、ちょっと減っています笑

Mさんは1個の半分しか食べられませんでしたが、「おいしい」と言って食べてくれました。
部屋には医師、病棟師長をはじめ、順番にたくさんの看護師が訪問し、いなりずしを食べていきました

201607 いなりずし (4)

「おいしい~」「すごいなぁ」という言葉を聞きながら、Mさんはとても楽しそうにされており、話も弾みました

201607 いなりずし (1)

やはり疲れてしまわれたのか、Mさんはその後すぐに眠られました。
しばらくしてスタッフが病室に行くと、涙ぐんでいるMさんの姿がありました。
「うれしかった…。今までで一番…」と言ってくださいました。

220160629いなりり

たとえ自分でできなかったとしても、誰かが喜んでくれることに自分が関われたということは、患者さまにとって大きな喜びとなることを実感しました。
主治医をはじめ担当PT、病棟看護師が、「患者さまの気持ちに寄り添いたい」と関わったからできたことだと思います

病院で、うどん作り

3階病棟入院中のターミナルのAさん。
普段からおしゃべりや、みんなでワイワイするのが好きな明るい患者さんですが、体調不良で、食事が取れない状態が続いていました
そんな時、ご本人から「うどんが食べたい」という希望が出されました。
そこで、リハビリ担当のHくんが、「リハビリも兼ねて、うどんを作ってみませんか?」と提案しました。
今まであまり料理はされてこられなかった方ですが、この提案に「やってみたい」と言ってくれました。

20160530 うどんつくり (5)

リハビリ科のキッチンで、即席うどん屋さんの開店です
手作りの生地をこねて延ばし、包丁で切って、生のうどんが出来上がりました。
3階病棟の看護師さんも温かく見守っています
後はこれをゆでるだけ

20160530 うどんつくり (1)

手作りの美味しいうどんが出来上がりました。
主治医の水野Drにも、1食プレゼントしましたよ

20160530 うどんつくり (4)

「次はそばや~!」と、買ってきたそばを湯がいて、みんなで食べた日もありました。
(さすがにそば打ちは、ハードルが高かったようです

20160530 uudontukuri

また、水野Drの「冷たい麺と言えばお稲荷さんやな」という一言で、次回は稲荷ずしを作ることが決まりました。
「ぜひお稲荷さんを作って、みんなに食べてもらいたい」と、Aさんのやる気も上々です

20160530 うどんつくり (2)

作っている時はしんどそうだったAさんですが、うどん作成をやり遂げ、みんなで楽しく食べられたことで、少し元気を取り戻しました。
自分で作ってみんなが喜んで食べてくれるという体験を通して、Aさんもやりがいや生きがいを感じてくれているようです

新人看護師のきらり看護発表会

2月19日(木)18時から、看護介護一般研修の「きらり看護」事例発表会を行いました

20150219きらり3

発表者の新人看護師8名を含む、25名が参加しました。
事務長や専務も参加し、1年目のきらり看護に耳を傾けました
ひとりひとりの発表の後、同じ職場の先輩から、その時の状況の補足や優しい振り返りの言葉がかけられていました。

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発表が終わると、ならまちの有名菓子店「をかし東城」のケーキでちょっと一服
美味しいケーキを食べ、リラックスした雰囲気での中で、先輩たちのきらり看護も紹介されました

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1月に行われた看護部総会で発表された、さくら診療所と3階病棟からの事例です。
(看護部総会については、こちら「“キラリ”あふれる看護部総会」をどうぞ

20150219きらり4

キラリ看護の発表を聞いて、自分の看護を振り返ることができました。また1年目の成長を感じました。2年目も頑張ってほしいなと思います。

どの方も患者さんと真摯に向き合い、起こった出来事を振り返って今後につながるよう学んでおられることに、頼もしさを感じています。

同期の発表を聞いて、それぞれが様々な経験をしていることを知ることができた。先輩の経験は感動するものであり、死と隣り合わせた患者さんとの関わりは経験のない事なので、今後の参考になった。

1年目だから感じ学ぶことではなく、看護師として働く限り何年経っても思う内容であったと思います。これからも一緒に成長していきたいと思いました。

など、1年目からも先輩からも、温かい感想が出されました。

20150219きらり8

翌日の奈良民医連ラダーⅠ「きらり看護」発表会の、よい予行練習ともなりました


プロフィール

おかたに病院看護部

Author:おかたに病院看護部
奈良市南京終町にある、地域に根ざしたおかたに病院の看護部ブログです。
看護師のこと、職場のこと、看護学生のこと、看護体験のこと、キラリ看護・・・などなど、病院でおこるいろいろなことを書いていきたいと思います♪

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